基準点成果等閲覧サービスで公表されている情報の解説

基準点成果等閲覧サービスでは、各基準点の詳細をお知らせするため、以下の情報を公表しています。
各項目名に貼られたリンクをクリックすることで、公表されている情報の詳細な解説を確認できます。

公共基準点情報

情報項目 内容
成果ID 基準点ごとに割り振られた識別コード
種別 基準点の種別(基準点、水準点、復興基準点、街区三角点、街区多角点、その他)
作業内容
  • 新設: 新しく基準点を設置する作業
  • 移転: 基準点の現位置が管理上不適当な場合、位置を変えて設置する作業
  • 再設: 基準点の標石が亡失してしまった場合に再設置する作業
  • 改測: 基準点の測量成果(位置座標)を現位置を変えることなく再測量する作業
  • 改算: 基準点の測量成果(位置座標)を過去の観測値を用いた計算によって算出する作業
  • 座標変換(ソフトウェア): ソフトウェアを用いて、日本測地系から世界測地系へ測量成果を変換計算する作業
  • 座標変換(地域パラメータ): 地域パラメータを用いて、日本測地系から世界測地系へ測量成果を変換計算する作業
  • 座標補正: 地殻変動等により測量成果(位置座標)に齟齬がでた際に、測量成果を補正計算する作業
  • 標高改算: 基準点の測量成果(標高)を、過去の観測値を用いて再計算する作業
  • 標高改測: 基準点の測量成果(標高)を、現位置を変えることなく再測量する作業
  • 標高補正: 地殻変動等により測量成果(標高)に齟齬がでた際に、測量成果を補正計算する作業
  • その他
等級 基準点の等級(1級、2級、3級、4級、その他、不明)
水準点兼用コード 基準点に水準測量で求めた標高成果が付与してあり、水準点(1級から4級まで)として兼用できる点
ICタグ(ucode) 基準点の標石に埋め込まれたICタグに格納された場所情報コード
成果区分 世界測地系(測地成果2024) 令和7年(2025年)4月1日以降、衛星測位を基盤とする標高成果に改定
成果区分 世界測地系(測地成果2011) 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う基準点成果改定後の成果
成果区分 世界測地系(測地成果2000) 平成14年の世界測地系移行後から平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う基準点成果改定までの成果
成果表及び点の記 閲覧にはユーザー登録(無料)が必要です。なお公共基準点の成果表および点の記の印刷は行えません。国土地理院では公共測量成果の閲覧・謄抄本交付を行っています。
閲覧・謄本交付の可否
  • 閲覧・謄本交付可: 閲覧および交付申請が可能である
  • 閲覧・謄本交付不可: 閲覧および交付申請が不可である
  • 閲覧可・謄本交付不可: 閲覧のみ可能である
  • 閲覧不可・謄本交付可: 交付申請のみ可能である
成果状態
  • 正常(新規作成): 新しく基準点を設置、または移転、改測等により成果を更新済みの基準点
  • 正常(レコード修正): 成果のレコードを修正済みの基準点
  • 停止: 成果の公表を停止している基準点
現況状態
  • 正常: 標石が正常に埋設されている状態
  • 亡失: 標石が測量成果の示す位置に存在せず、亡失してしまった状態
  • 不明: 建築物の建造等などにより、標石の状態が確認できない状態
  • 傾斜: 標石が傾いている状態
  • 埋没: 標石が地中に埋まっている状態
  • 要移転: 基準点の現位置が管理上不適当であり移転を要する状態
  • 柱石き損: 柱石に部分的な傷や汚損等がある状態
  • 柱石亡失: 地中の盤石は存在するものの、柱石が亡失してしまった状態
  • 球分き損: 水準点上面の球分体が傷ついている状態
  • 成果異常: 測量成果が正常ではない状態
  • 報告なし: 設置後、標石の状態が確認されていない状態
現況調査年月日 基準点の調査を実施した年月日
ワンストップサービスの可否 測量成果利用のインターネット申請システムである測量成果ワンストップサービスに対応している基準点か否

公共測量作業情報

情報項目 内容
助言番号国土地理院が、提出された公共測量実施計画書に対して、技術的助言を行う際に付す助言番号
測量計画機関名測量を計画した機関名で、当該基準点を使用する際の使用承認の提出先